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グラフの作成と編集

グラフの種類
グラフ構成要素各部の名称
標準的グラフの作成手順
グラフのサイズ変更・移動
グラフの書式設定
グラフ構成要素の変更





1 グラフの種類


 Excel2000のグラフの種類を選択する「標準」タブには、14 種類のグラフ(上図)があり、また、各グラフごとに 2 種類から 7 種類の形式が用意されています。この他、「ユーザー設定」タブには更に 20 種類のグラフがありますので、利用目的に合わせて種類を選択します。





2 グラフ構成要素各部の名称

グラフ構成要素各部の名称


 上図は、グラフ構成要素の位置と名称を示したものです。グラフの種類は、「複合グラフ」といい、棒グラフ(数量・・・数値軸)と折れ線グラフ(売上金額・・・第2数値軸)の異なるグラフの種類を1つのグラフで使用しています。上図のリストを元に作成したものです。





3 標準的グラフの作成手順

 グラフを作成するには、まず、グラフのおおまかな骨格を作成してから、レイアウト・書式などの詳細な設定を行います。
 
 グラフおおまかな骨格の作成に当っては、「グラフウイザード」ツールバーを利用します。グラフウイザードは、グラフの作成に必要な 4 つのダイアログボックスがまとめられたもので、操作手順に従って各項目の指定をしていくことにより簡単にグラフが作成できます。
 
 「棒グラフ」を例として、下図のリストデータを元にグラフの作成手順を以下に示します。

1 グラフの種類 (グラフウイザード 1/4)

 グラフ作成には、まず作成するデータが登録されているリスト内のどこかのセルをクリックしてから、「グラフウイザード」ツールバーをクリックします。

「グラフウイザード」ツールバー

「標準」タブ

1. 「標準」タブ

 「グラフの種類(C)」で使用するグラフの種類をクリックしてから、右の「形式(I)」でグラフのフォーマットをクリックして「次へ>」ボタンをクリックします。
 「標準」タブに表示されていないグラフを使用したいときは、「ユーザー設定」タブをクリックします。





「ユーザー設定」タブ


2. 「ユーザー設定」タブ

 「ユーザー設定」タブの「組み込み(B)」オプションボタンをオンにすると、「標準」タブにないグラフの種類が表示されています。指定後「次へ>」ボタンをクリックします。
 「ユーザー定義」オプションボタンは、ユーザーが作成して登録したグラフのフォーマットがあるときに利用します。





2 グラフの元データ (グラフウイザード 2/4)

 このウイザードでは、グラフの元データがワークシート上に入力されている範囲を指定します。
 「データ範囲」タブでは、グラフで使用するリスト範囲を指定します。また、「系列」タブでは、グラフに表す内容を指定します。

「データ範囲」タブ


1. 「データ範囲」タブ

(1) データ範囲
 「データ範囲(D)」ボックスには、既にグラフ作成の元となるリスト範囲が表示されています。

 範囲を設定したり変更するときは、ボックス右端にあるダイアログ縮小ボタンをクリックするとダイアログボックスが折りたたまれますので、リストの範囲をドラッグしてグラフ作成範囲を指定します。
 範囲指定後、ダイアログ縮小ボタンをクリックするとダイアログボックスが元に戻り、「データ範囲(D)」に選択結果が表示されます。

 なお、複数の範囲を指定するときは、最初の範囲を指定後、「Ctrl」キーを押しながら次の範囲を指定します。(隣接しないセル範囲の行数または列数は同じである必要があります。 )

(2) 系列

 「系列」とは、グラフに示されている内容のことをいいます。上図では「棒グラフ」に示されているのは「列見だし」にある項目(品名)がこれに該当します。

 「行(R)」・・・行見出しの内容をグラフに表示。
 「列(L)」・・・列見出しの内容をグラフに表示。





「系列」タブ


2. 「系列」タブ

(1) 系列(S)

 「系列(S)」ボックスには、データ範囲タブの「系列」で指定した見だし(図では「列」を選択)の名称が表示されています。(自動的に表示される)

(2) 名前(N)

 「名前(N)」ボックスは、「系列(S)」ボックスで選択されている項目見出しのワークシート上での位置(セル座標)を指定します。(自動的に表示されている)

(3) 値(V)

 「値(V)」ボックスは、「系列(S)」ボックスで選択されている項目見出しに属するデータの範囲を指定します。(自動的に表示される)

(4) 「追加(A)」「削除(R)」ボタン

 新たにデータ系列(データ項目)を追加したり、削除するときに使用します。

 データ系列を追加するときは、「追加(A)」ボタンをクリックしてから、「名前(N)」ボックスの右端にあるダイアログ縮小ボタンをクリックするとダイアログボックスが折りたたまれますので、追加する項目見出しセルをクリックします。 次に、「値(V)」ボックスで同様にして追加する見だしに属するデータ範囲を選択します。

 データ系列を削除するときは、「系列(S)」ボックスに表示されている削除対象の項目名を選択してから「削除(R)」ボタンをクリックします。

(5) 項目軸ラベルに使用(T)

 項目軸ラベル(上図の「4月〜9月」に該当する項目名)のワークシート上でのデータ範囲を指定します。(自動的に表示される)





3 グラフオプション (グラフウイザード 3/4)

 このウイザードでは、「タイトルとラベル」「軸」「目盛線」「凡例」「データラベル」「データテーブル」の6つのタブにより、グラフ内各構成要素の詳細な指定を行います。

 「タイトルとラベル」タブ


1. 「タイトルとラベル」タブ

(1) グラフタイトル(T)

 グラフの全体を表すタイトルを指定します。指定結果はグラフ上部に表示されます。

(2) X/項目軸(C)

 X数値軸(グラフの横軸)とは、上図のプロットエリア(灰色部分)の下辺に当る部分です。4月〜9月と表示されているのが項目名です。項目名を総称して付されるラベルが項目軸ラベルです。図では「」という名前を付けてあります。

(3) Y/数値軸(V)

 Y項目軸(グラフの縦軸)とは、上図のプロットエリア(灰色部分)の左辺に当る部分です。0〜80と表示されているのが数値目盛です。数値目盛を総称して付されるラベルが数値軸ラベルです。図では「台数」という名前を付けてあります。一般的には数値目盛の単位をラベル名に付します。

(4) X/第2項目軸(X)

 X第2項目軸(グラフの横軸)とは、上図のプロットエリア(灰色部分)の上辺に当る部分です。
 異なる種類のグラフパターンを用いて作成する複合グラフなどで利用します。第2項目軸の項目名を総称して付されるラベルが第2項目軸ラベルです。図では使用していないためグレー表示となっています。

(5) Y/第2数値軸(Y)

 Y第2数値軸(グラフの縦軸)とは、上図のプロットエリア(灰色部分)の右辺に当る部分です。
 異なる種類のグラフパターンを用いて作成する複合グラフなどで利用します。第2数値軸の数値を総称して付されるラベルが第2数値軸ラベルです。図では使用していないためグレー表示となっています。 





「軸」タブ


2. 「軸」タブ

(1) 主軸(下/左側)

 X項目軸(下側)、Y数値軸(左側)のことを第2項目軸、第2数値軸に対して主軸といいます。

(2) X/項目軸(G)

 項目軸を表示するときは、チェックボックスをオンにします。項目軸の表示方法は、下記のオプションボタンで選択します。

・自動・・・軸のデータに日付が設定されている場合は、自動的にX軸にデータを表示します。
他のデータの場合は規定の項目軸(X軸)に表示されます。
・項目・・・データに日付が設定されているばあいでも規定の項目軸(X軸)に表示されます。
・時系列・・・日付の書式がデータに設定されていない場合でも、項目軸を時系列軸(X軸)と共に表示します。

(3) Y/数値軸(V)

 数値軸を表示するときは、チェックボックスをオンにします。





 「目盛線」タブ

 


3. 「目盛線」タブ

(1) X/項目軸

 項目軸(下側)に目盛線(グラフのプロットエリアに引かれる縦の線)を表示する場合にチェックボックスをオンにします。一般的なグラでは項目軸の目盛線は設定されていません。

・目盛線(M)・・・項目名単位で縦に目盛線を設定します。
・補助目盛線(I)・・・目盛線の中間にさらに目盛線を設定します。

(2) Y/数値軸

 数値軸(左側)に目盛線(グラフのプロットエリアに引かれる横の線)を表示する場合にチェックボックスをオンにします。

・目盛線(O)・・・数値単位で横に目盛線を設定します。
・補助目盛線(G)・・・目盛線の中間にさらに目盛線を設定します。





 「凡例」タブ


4. 「凡例」タブ

(1) 凡例を表示する(S)

 上図プロットエリア右にあるのが「凡例」です。凡例を表示するには、「凡例を表示する(S)」チェックボックスをオンにします。

(2) 表示位置

 グラフエリア内での凡例の表示位置を「下(M)」「右上(O)」「上(T)」「右(R)」「左(L)」のオプションボタンを選択することにより指定します。 
・補助目盛線(I)・・・目盛線の中間にさらに目盛線を設定します。





「データラベル」タブ


5. 「データラベル」タブ

(1) データラベル

 「データラベル」とは、グラフのデータ要素(上図では棒グラフの個々の「棒」のこと)に値(数値)またはラベル(項目名・・・4月〜9月)などを表示する機能です。データラベルの標示・非表示、標示する内容の指定は、オプションボタンの選択により行います。

・なし(O)・・・何も表示しません。
・値を表示する(V)・・・データ要素の示す値を表示します。
・パーセンテージを標示する(P)・・・円グラフやドーナツグラフの場合に、データ要素に各データ要素の全体に対する各要素の割合を表示します。
・ラベルを表示する(L)・・・データ要素の項目名を標示します。面グラフの場合は、系列名が表示されます。
・ラベルとパーセンテージを表示する(A)・・・円グラフやドーナツグラフの場合に、データ要素に各データ要素の全体に対する各要素の割合及び項目名を表示します。
・バブルサイズを表示する(U)・・・第3データ系列の値を基にして、バブルチャートの各バブルの大きさを表示します。  

(2) ラベルの隣に凡例マーカーを表示する(K)

 チェックボックスをオンにすると、データ要素の値やラベルを表示したときに、凡例マーカーを表示します。





「データテーブル」タブ


6. 「データテーブル」タブ

(1) データテーブルを表示する(D)

 各データ要素の値(グラフ作成の元となるデータ・・・上図では、プロットエリア下の枠線内の数値)を表示するときに、チェックボックスをオンにします。

(2) 凡例マーカーを表示する(L)

 データテーブルのデータ系列(上図では、「パソコン、プリンター、デジカメ」の部分)の横に凡例マーカーを表示するときに、チェックボックスをオンにします。





4 グラフオプション (グラフウイザード 4/4)

 このウイザードでは、グラフの作成場所を指定します。これでウイザードの指定はすべて完了しますので指定終了後、「完了(F)」ボタンをクリックして下さい。


(1) 新しいシート(S)

 新しく「グラフシート」を挿入してグラフを表示します。ボックスの中にシート名を入力します。

(2) オブジェクト(O)
 
 指定したワークシートにグラフを表示します。ボックス右端の▼ボタンをクリックして、表示するシート名を選択してください。





5 作成されたグラフ

 以上の処理によって作成されたグラフです。
 次に、グラフのレイアウト変更、書式の設定などの詳細な指定を行います。






4 グラフのサイズ変更・移動

1 グラフ構成要素のサイズ変更

 「グラフエリア (グラフの全体)」「プロットエリア (下図の灰色の部分)」「凡例 (下図グラフエリアの右側にある枠内)」のサイズは、マウスで拡大・縮小することができます。
 
 なお、グラフタイトル、数値軸の目盛数値、数値軸ラベル(「台数」の文字)、項目軸ラベル(「月」の文字)のサイズは、書式設定のフォント指定で変更を行います。また、データテーブル(グラフの下の元データの内容)は、プロットエリアのサイズ変更と連動し、単独で変更することはできません。

1. 変更するグラフ要素をクリックします。
2. サイズ変更ハンドル上にマウスポインタを置き、マウスの形が両矢印の形になったらドラッグします。

 

 


 上図右は、「凡例」のサイズを変更した結果です。





2 グラフ構成要素の移動

 「グラフエリア」「プロットエリア 」「凡例 」及び「グラフタイトルラベル」「数値軸ラベル」「項目軸ラベル」は、マウスで任意の位置に移動させることができます。
 
 なお、数値軸の目盛 (下図「0〜80」の数値の部分)、項目名(下図「4月〜9月」の文字)、データテーブルは、プロットエリアのサイズ変更と連動し、単独で変更することはできません。
 
1. 移動するグラフ要素をクリックします。
2. 移動先までマウスをドラッグします。

 

 


 上図は、グラフタイトルラベルを左へ移動させた結果です。
 下図は、グラフエリアを拡大して、グラフタイトルラベル、項目軸ラベル、数値軸ラベル(それぞれ赤い文字)の移動と「凡例」をプロットエリア内に移動させた結果です。

 






5 グラフの書式設定

1 書式設定のメニュー

 グラフのエリア内のどこかをクリックするとExcelのメニューバーの「データ(D)」 が自動的に「グラフ(C)」に変化し、メニュー内容もグラフの編集に必要な項目が表示されます。また、「書式(O)」「挿入(I)」メニューもメニュー内容が変化します。

 グラフのエリア内のどこかで右クリックすると表示される「ショートカットメニュー」も上記と同様、メニュー内容がグラフ編集用のものに変化します。「ショートカットメニュー」は、「グラフ(C)」メニューと「書式(O)」メニューを合わせた内容となっていますので、グラフの書式設定を行う場合はショートカットメニューだけで殆どの操作ができます。


 左上図は、Excelメニューの元の状態。右上図は、グラフエリアをクリックしたときの状態。


 グラフエリア内のどこかをクリックしてから上図のメニューをクリックすると、グラフの編集に必要なメニュー内容に変化してします。

 左上図は「グラフ(C)」、上中図は「書式(O)」、右上図は「挿入(I)」メニューを選択したときのメニュー内容です。

 「グラフ(C)」メニューの「グラフの種類(T)」は「グラフウイザード 1/4」、「元のデータ(S)」は「グラフウイザード 2/4」、「グラフ オプション(O)」は「グラフウイザード 3/4」、「場所(L)」は「グラフウイザード 4/4」にそれぞれ対応しており、グラフウイザードを直接呼び出すことができます。

 「書式(O)」メニューでは、選択されているグラフ構成要素の「書式設定」ダイアログボックスが表示されます。
 上中図の「書式(O)」メニューは、グラフエリアをクリックしたときのもので、「選択したグラフ エリア(E)」となっていますが、プロットエリアをクリックしてからメニューを開くと「選択したプロット エリア(E)」という表示になります。

 グラフ作成範囲の変更やグラフの種類の変更などで、グラフウイザードの「1/4」から「4/4」までを連続して処理したい場合は、「グラフウイザード」ツールバー(アイコンボタン)をクリックして行います。






2 書式設定の内容

 グラフ構成要素個々の書式設定は、編集したいグラフ構成要素をクリックしてから「書式(O)」メニューまたはショートカットメニューの「書式設定」ダイアログボックスを開いて行います。

 個々の書式設定方法を説明すると膨大な量になりますので、各グラフ構成要素別の「書式設定」ダイアログボックスで処理することのできる内容を下表にまとめてみました。

グラフ各構成要素の書式設定ダイアログボックスで処理できる内容
グラフ構成要素 タブの種類 主な設定内容
グラフエリア パターン 輪郭の線の形・色・太さ、領域の色(塗りつぶし)
  フォント 文字列のフォント
  プロパティ ワークシートのセルが移動したときのサイズ、印刷方法
プロットエリア パターン 輪郭の線、領域の色(塗りつぶし)
データ系列 パターン グラフの輪郭の線、領域の色(塗りつぶし)
  主軸・第2軸の選択
  Y誤差範囲 データ系列の誤差範囲のオプション、偏差など
  データラベル データラベルの表示・非表示、表示の場合の内容
  系列の順序 データ系列の並び順
  オプション データ系列の重なり具合、間隔など
軸(数値・項目) パターン 軸の線、目盛りの種類・位置
  フォント 目盛のフォント
  目盛 目盛の最大・最小値、目盛の数値間隔
  表示形式 目盛の文字の表示形式
  配置 文字方向(縦・横、角度)
目盛線 パターン 線の形・色・太さ
  目盛 目盛の最大・最小値、目盛の間隔
凡例 パターン 輪郭の線の形・色・太さ、領域の色(塗りつぶし)
  フォント 文字列のフォント
  位置 グラフエリア内での表示位置
データテーブル パターン 枠線の色と形、凡例マーカーの表示・非表示
  フォント 文字列のフォント
グラフタイトル パターン 輪郭の線の形・色・太さ、領域の色(塗りつぶし)
  フォント 文字列のフォント
  配置 文字の配置と方向
軸ラベル パターン 輪郭の線の形・色・太さ、領域の色(塗りつぶし)
  フォント 文字列のフォント
  配置 文字の配置と方向
(注1) 上記は、棒グラフのショートカットメニューの「書式設定」を元に解説してあります。
(注2) フォントとは、文字の形の名前、スタイル、サイズ、色等の指定を言います。

3 書式設定例

 下図は、左下図を元に書式を設定した結果を右下図に表したものです。主として、パターンとフォントの書式を変更しています。






6 グラフ構成要素の変更

1 データ範囲の変更

 グラフの作成に使用するセル範囲を変更します。

1. 変更するグラフをクリックします。
2. メニューの「グラフ(C)」「元のデータ(S)」を選択します。
3. 「元のデータ」ダイアログボックスの「データ範囲」タブをクリックして、「データ範囲(D)」ボックス右端にあるダイアログ縮小ボタンをクリックするとダイアログボックスが折りたたまれますので、変更後リスト範囲をドラッグしてグラフ作成範囲を指定します。
 範囲指定後、ダイアログ縮小ボタンをクリックするとダイアログボックスが元に戻り、「データ範囲(D)」に選択結果が表示されます。

 なお、グラフに行や列の見出しを表示する場合は、見出しが入力されているセルも選択します。






2 リストの非表示データをグラフで非表示にする

 ワークシートに非表示になっているセル範囲がある場合、非表示の行または列をグラフに表示しないようにします。

1. グラフをクリックします。
2. メニューの「ツール(T)」「オプション(O)」を選択します。
3. 「オプション」ダイアログボックスの「グラフ」タブをクリックします。
4. 「可視セルのみプロットする(P)」のチェックボックスをオンにして、「OK」ボタンをクリックします。

 なお、ワークシートのすべてのデータをグラフに表示するには、非表示の行または列がある場合でも「可視セルのみプロットする(P)」チェックボックスをオンにします。
 下図は、左表の「プリンター」のデータを非表示にして、右表からグラフを作成します。






3 グラフの種類の変更

(1) 全てのデータ系列の種類を変更

 例えば、棒グラフを折れ線グラフに変更するように、データ系列のすべてを同じグラフフォーマットに変更します。
 
1. 変更するグラフをクリックします。
2. メニューの「グラフ(C)」「グラフの種類(T)」を選択します。
3. 「グラフの種類」ダイアログボックスの「標準」タブまたは「ユーザー設定」タブで、変更後のグラフフォーマットをクリックします。
 
 図では、棒グラフを折れ線グラフに変更しています。


(2) データ系列の一部分の種類を変更

 例えば、棒グラフのうち、1つのデータ系列のみ折れ線グラフに変更します。

1. 変更するデータ系列を右クリックして、ショートカットメニューの「グラフの種類(T)」をクリックします。
2. 「グラフの種類」ダイアログボックスの「標準」タブまたは「ユーザー設定」タブで、変更するグラフフォーマットを選択して、「OK」ボタンをクリックします。

 下図は、「デジカメ」のデータ系列だけを棒グラフから折れ線グラフに変更したものです。





4 データ系列の追加

 データ系列を追加するには、ドラッグ&ドロップ、コピー・貼り付け、メニューの「グラフ(C)」→「データの追加(A)」を利用する方法があります。

(1) ドラッグ&ドロップによる追加

1. 追加するセルのデータ範囲を選択します。
2. 「セルの移動」を行う場合と同じように、選択領域の外枠にマウスを近づけて、マウスポインタが矢印の形になったらグラフエリアまでドラッグします。
3. グラフエリアが薄い灰色の枠で囲まれたらマウスの左ボタンを離します。

 下図では、「スキャナー」のデータを新しいデータ系列として追加する処理を示しています。


(2) 「コピー」「貼り付け」による追加

1. 追加するセルのデータ範囲を選択して右クリックし、ショートカットメニューの「コピー(C)」をクリックします。
2. グラフエリアで右クリックして「貼り付け(P)」をクリックします。

(3) 「グラフ(C)」→「データの追加(A)」による追加

1. グラフエリアをクリックします。
2. メニューの「グラフ(C)」「データの追加(A)」を選択します。
3. 「データの追加」ダイアログボックスの「範囲(R)」ボックス右端にあるダイアログ縮小ボタンをクリックするとダイアログボックスが折りたたまれますので、追加範囲をドラッグします。
 範囲指定後、ダイアログ縮小ボタンをクリックするとダイアログボックスが元に戻り、「範囲(R)」に選択結果が表示されます。
4. 「OK」ボタンをクリックします。





5 データ系列の削除

 データ系列を削除するには、削除したいデータ系列を右クリックして、ショートカットメニューの「クリア(A)」をクリックします。
 データ系列は削除されますが、ワークシートの元のデータは残ります。





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